【考察】今後広告予算は個人ブログに流れていく?

こんにちは。

みなさん、ブログってやったことありますか?私はつい最近までブログを書くのは文章上手くて、ネットでの発信力のある芸能人や、一部のインフルエンサーのみが使用するものと考えておりました。

しかし最近、色々調べた結果、そうでもないのではないかと思いこのブログをはじめました。今後はいわゆる一般の人にも気軽に情報を発信して広告などにも利用されるようになるのではないかと考えております。本日はその理由などを述べていきたいと思います。

個人ブログが更に世間に浸透すると考えた背景

先日、有名ブロガーの方が「今後広告予算は個人ブログに流れていく」ということをツイートしていました。

これって、みなさんどう思いますかね?確かに一昔前と比べて、テレビでの影響力は小さいと思います。私の場合だと、子供の頃(15年くらい前)は東北の田舎の中学に通っていたのですが、会話することと言ったら、「昨日のめちゃイケ見た?」と言ったテレビの話が多かったような気がします。

それに比べて、今はネットが普及し、youtubeの動画だったり、instagramでこの写真が可愛いとかそんな話が多い気がします。これは私的には望ましいことだと思っています。というのもみんながテレビの情報に依存するのではなく、それぞれが興味のある情報に自由に触れられるからです。

こういった背景から、今回は情報の発信者がマスメディアから個人へと移り変わるとしたら、それはどの程度の規模なのか、定量的に調べたいと思いました。規模が大きいなら個人で情報発信する場合もやる気出ますし、小さいならモチベーションもあまり上がりませんので…

なお、調査にあたっては信憑性があるデータを使用するため、出典が明示されているデータを利用しています。それでは早速見ていきましょう!

個人ブログは今後普及していくのか?(調査結果)

⑴日本の現在と過去の広告利用状況の把握

将来を考えるためには、まず現状を把握しなければいけません。また、合わせて過去にどのように広告費用が使われてきて現在はどのように遷移したのかを調べることで今後の流れを読むことにつながります。

そこでまずは、日本企業の広告費用の使われ方がどのように変わってきたのかを調べました。

広告と言ったら電通ということで、電通のナレッジを調べてみます。

リンクを見ていただくと一目でわかるように、インターネット以外の広告費割合が2%以下の変動であるのに対して、インターネット広告は15%以上の伸びを示しております。すごいですね。2016年度から2017年度で言えば、1兆3000億円から1兆5000億円と年間2000億円の増加をしております。

インターネット広告だけで2000億円増えるのであれば、企業はどのようにそのお金を使うでしょうか。

私が思うにこれまでのように企業に広告を任せて運用するというお金の使い方はしないと思います。理由はそれでは新たな顧客層にリーチできないからです。例えばインフルエンサーを用いたブログやSNSによる広告などを新たに導入すれば、これまで訴求できていなかった顧客を掘り起こすことができます。

そう言ったわけで今後は企業に流れていた広告費用が個人に流れてくるのです。

⑵諸外国との比較と考察

諸外国と日本の比較をすることでも日本において個人ブロガーにチャンスがあるのではないかと考えました。OECDの調査によると日本のソーシャルメディアの利用状況は最低なんです。最も利用されているアイルランドでは76%の企業がソーシャルメディアを利用しているのに対して、日本では20.5%の企業しかソーシャルメディアを利用していません。

これはつまりポテンシャルとしては、現在よりも4倍の日本企業がソーシャルメディアを利用する可能性があるということだと思います。

そうなった場合に企業はどのようにしてソーシャルメディアを利用するでしょうか。私が思うに企業がいきなり自分ソーシャルメディアの利用を開始しても一般の人々には、それほど認知度は高まらないのではないかと思います。だって自分が好きなブランドや企業がツイッターとかインスタとかをやっているかどうかなんて、よっぽど好きじゃないと知らないですし、フォローしていないですよね。

そこで可能性としては、企業は発言力のある人を経由してツイッター始めたぞとかこんな製品ローンチしたよとか発信するんじゃないでしょうか。それであれば信頼性も高まりますし、一気に多数のユーザにアプローチできると思います。

以上のことから日本では今後の個人の発信力が高まっていくのではないかと考えます。

まとめ

日本ではインターネット広告に対する投資金額が急激に増加しており、この恩恵は企業のみでは吸収しきれなく個人にも費用が流れてくると考えられます。また、諸外国と比較した場合にソーシャルメディアの成長可能性が大きいと考えられ、企業は影響力のある個人を利用した発信を行っていくのではないでしょうか。

このような背景を考慮すると、個人ブロガーは信頼の置ける記事を書いて発信力を高めながら、SNSを利用した発信を行い影響力を高めることで企業と提携しながらお金を稼ぐチャンスが大いに生まれてくると考えられます。

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