こんにちは。
今日はTOEICの点数を上げる方法について解説していきます。
最近だと会社の昇進条件にTOEICの点数があったりして、英語の勉強をせざるを得ない人が多数いるのではないでしょうか。
かく言う私の会社も課長職以上に上がるためには、TOEICを600点取ることが必須となっています。
そんなわけで今回は英語できるかどうかは別として、TOEICの点数をあげる方法について説明します。
私自身もこの方法で、2ヶ月で750→855点まで点数を上げることができました。おそらく、500→600点まで100点上げるよりも、750→855点に上げる方が難しいと思いますので、点数が伸び悩んでいるという方には参考になるのではないかと思います。また、今回の方法はある程度、英語の基礎はできている方を前提としていますので、その点はご了承ください。
TOEICの点数を上げる前に理解しておくべき前提事項
具体的な方法を説明する前に理解しておいて欲しいことが2点あります。
- テストの点数が高いことと英語が使いこなせることはイコールではない
- 英語を使いこなすためには英語の学習は当然必須
まず、1点目のテストの点数が高いことと英語が使いこなせることはイコールではないということについてです。
実は英語の実力的にはそれなりに持っていても、テストの点数が取れない人というのがたまにいます。
例えば私の会社の同僚のバングラデシュ人や中国人も英語で流暢にコミュニケーション取っていても彼らの点数は800点前後らしく、英語を使う機会が少なくコミュニケーションが苦手な私よりも点数は低いです。
そう考えると英語力は十分だけど点数は取れていないという人もいるわけです。もし、あなたがTOEIC問題集を解いていて、解説を読めば「知ってたのに」となることが多い場合は、今回説明する方法を実践すれば点数が大きく上がる可能性が高いです。
次は2点目の英語を使いこなすためには英語の学習は当然必須ということについてです。
英語の実力とテストの点数は別と言いましたが、当然ある程度英語は理解していないと点数はそんなに上がらないです。高校の学習範囲の基礎くらいは理解しておくべきです。
もし、英語の基礎ができていない人は、今回は割愛しますが、単語、基本的な文法、多読の優先順位で地道に学習していくと良いのではないかと思います。アプリであれば簡単に学習できるのでスタディサプリがオススメです。ビジネス英会話とか難しいのではなく、TOEIC対策で良いと思います。
TOEICでリーディングの点数を上げる方法
それでは具体的にTOEICの点数を上げる具体的な方法について解説していきます。リーディングとリスニングで方法が異なるので分けて説明していきます。
まずリーディングの点数を上げる方法ですが、これです。
テストの直前はTOEIC問題集を本番と同じ時間で6回分解いてみる
どういうことかというと、ズバリTOEICの問題に慣れていない人多すぎです。
問題に慣れていないと何が起こるかというと、
- 時間配分を間違う
- 問題の意図がわからない
- 長文で解くべき問題を解けない
といったことになります。
時間配分を間違う・・・例えば、TOEICでは文法・語法の問題が大量に出題されますが、ここの部分は1問あたり解くのに必要な時間が短いので、コスパが良い問題です。従って、当然全部解くべきものなのに、長文問題の時間が無くなりそうといって飛ばしてしまう人がいます。
問題の意図がわからない・・・文法の問題で論理的にルールで答えが決まる問題なのに一生懸命、前後の意味を考えてしまうといったことになり時間を無駄にしてしまったりします。
長文で解くべき問題を解けない・・・長文問題の中には単語の意味を考える問題など、長文を読まなくても下線部だけ読めば解ける問題があります。長文を解く時間が足りない場合はこのようなところを解いていくだけでも点数が上がるのです。
例として挙げましたが、以上のように知っていれば簡単に点数が上がることが幾つもあります。これを理解する、もしくは思い出すためにも本番の前には6回は問題集を解きましょう。しかも、本番と同様に時間を計って同じ時間で解いてください。これで問題を解いていくスピードが体に身につくので、本番でも効率的に問題を進められるはずです。
一応参考までに、私はTOEIC公式問題集というのを使用したのでリンク貼っておきますが、問題集は何でも良いと思います。
TOEICでリスニングの点数を上げる方法
リーディングはある程度小手先の練習で点数が上がります。なぜなら、日本人は義務教育で6年間、英語を学習して基礎はできているので文字で英単語を見せられれば、理解できるからです。
しかし、リスニングはそうもいきません。リスニングは大学入試に使われていなかったり、配点が低かったりして日本人は学習時間が足りないのです。そのため、耳が聞いたことのない英単語は全くわからないし、当然問題も解けません。
そこで私の推奨する方法は
ひたすら英語を聞くこと
当たり前のことかもしれませんが、リスニングはこれしかないと思います。
具体的には私は通勤・退勤時間合わせて1日2時間を毎日聞いていました。これを2カ月続けてリスニングの得点率が6割から9割まで伸びました。なお、聞いていたのはTOEIC問題集のリスニング問題です。
リスニングは耳が英語に慣れるというのが本当に大事です。
私以外にも東大卒の会社の先輩は英語のリスニングが苦手だったけど、家でひたすら映画「ユー・ガット・メール」の英語版をみてリスニングは普通に聞けるようになったそうです。(この映画のラストシーンは本当に良いですね)
ですので、リスニングがどうしても苦手という人は遠回りせず、大量に英語を聞くということをやって見てください。
まとめ
TOEICの点数を上げる方法について解説していきました。
もちろん、点数よりも英語を使いこなせるようになることが一番重要と思いますが、点数に伸び悩んでいるという人は今回紹介した方法を試してみていただければと思います。
本日は以上です、ありがとうございました。